忍野メメ 名言集 その2 (猫物語黒)

前回
忍野メメ 名言集 その2 (猫物語黒)





前回の続き、羽川の異変に気付いた忍野は、アララギを羽川の安否確認へと向かわすも、アララギは怪異に取り憑かれた羽川に返り討ちにされてしまう
満身創痍で隠れ家に帰ったアララギは、忍野から羽川へ取り憑いた怪異の話を聞き、事の重大さを理解する






吸血鬼は怪異の王なんだぜーー王様、キングなんだぜ。同じエナジードレインとは言っても、ランクは違うさ。
(中略)
脅威というのもそれは人間にとって脅威と言うだけでーー吸血鬼にとってはただの雑魚だ

羽川に取り付いた怪異、障り猫のスキル、エナジードレイン
同じエナジードレインを使う吸血鬼との実力差について忍野は語る

アララギは障り猫のエナジードレインによって敗北してきたところだ




委員長ちゃん(羽川)と違って心配している家族がいるんだからーー君はもう帰らなくっちゃね。アララギ君

羽川には複雑な家庭の事情がある事を見え透いている忍野



ちなみに虐待されている子供には以下の特徴があるそうです

1,右手を子供の前で上げただけで(殴るそぶりではない)過剰に反応する
2,嘘をよくつく
3,体に触れられると身構えたり、嫌がる

保育士の場合は、保護者を見ただけで虐待されているかどうかわかるそうです
1,子どもの園での様子に関心がない
2,子どもの状態についての説明がころころ変わったり、不自然
3,母親が加害者の場合には、母親自身が夫からの暴力の被害者であることがある(DV)
出典:https://www.hoiku-r.com/plus/onayami/gyakutai.html#i-5



アララギ「友達が困っていたら助けるのは、当たり前だろ」
忍野「ふん、それは君の言葉じゃないな、アララギ君ーーそれこそ委員長ちゃん(羽川)の言葉だ。なんだっけ?
その人のために死ぬことができなければ、私はその人のことを友達とは呼ばないーーだっけ?
まるで三国志時代の価値観だな、委員長ちゃんは。我ら生まれた日は違えども、死ぬ時、死ぬ場所は同じであることを誓わんーーだっけ?
あの時代に生きていたら、大した武将に慣れたと思うよ」

この時、忍野の口癖に気付いたことがある
「それは君の言葉じゃないな」のセリフでは「アララギ君」というように名前ではなく「キミ」であり、その後に付け加えたように「アララギ君」と呼ぶ

人間の認知的な心理で、名前で読んでもらった場合は好印象を持ちやすいというのがあるそうだ
忍野はそれを知っていて、普段は「アララギ君」とちゃんと名前で呼ぶのだろう
しかし忍野でもやはり人間的な側面もあり、今回のように若干感情が高ぶった時は少し上から目線で「君」と読ぶことが多い
そしてそれを取り繕うように、「アララギ君」と取ってつけるのである
同じようなシーンは他にもある




「だけどね、アララギ君。それは無理だよ」

はっきりと、アララギの(元々は羽川の)言葉を否定する忍野



委員長ちゃんのようにすることは、キミにはできない。キミだけじゃないーー僕だって、誰にだって。
委員長ちゃんのようにすることは、誰にだってできない

完璧超人な能力、美貌、価値観を備えている羽川と同じことをすることは不可能だとはっきり言う
忍野の説教(説得)は続く




友達が困っていたら助けるのは当たり前、確かにそうかもしれない。
だけどアララギ君、当たり前のことを当たり前にするってのは、選ばれし人間の領域なんだぜ。
キミごとき凡人や、僕ごとき凡庸には、できることじゃない。
委員長ちゃんに憧れて、委員長ちゃんに報いたくくて、委員長ちゃんの真似をしようと言う気持ちは、したくなる気持ちはわかるけどーー
やっちゃ駄目なことだ

羽川は確かにすごいが、何か特別なことをやっているように思えない
普通のことだ
例えば、猫を見て埋めてあげると言うのは、当たり前のことかもしれない

しかし、それを現実の人間ができるのだろうか?
虫が湧いているような死体を抱きかかえ、自分が細菌に感染するリスクもあるかもしれないのに
そのリスクをわかっているのに猫を埋めてあげる

それができてしまうからこそ羽川は、異常であり
それができる羽川を見て周囲の凡人は劣等感を感じる




あの娘はね、怪異よりも怪異だよ。化物よりも化物だ。
迂闊に真似をすれば、痛い目に合う

聖人君主な羽川に対してこの悪口
そしてそこまで強い表現をしてでも、アララギを止めておきたい忍野




アララギ君、キミはひょっとしたら、何か責任を感じているのかもしれない
委員長ちゃんが猫を埋めるのを止めておけば、とか、もっと話を聞いていれば、とか、そんなことを思っているのかもしれない
うん、そんなことで責任は生じないと思うけれど、悔いるべき点や反省すべき点が全くないとも思えない。
だけどさ、事態の責任がキミにあったとしても、必ずしもキミが事態を解決しなければならないとは限らないんだぜ

今回の事態のアララギ君の責任は一切ない上に、あったとしても解決する必要はないと忍野
犯人が必ず責任を取るように社会はできていない
例えば政治家のミスで経済が悪化しても、その責任を負うのはやっぱり一般市民だ




春休み、キミが吸血鬼になった時も、キミは随分と頑張ったけどーー案外、あの時も、別に頑張らず、この廃墟にこそこそと引きこもっていても、普通に物事は解決したかもしれないぜ

春休み、アララギは吸血鬼になってしまった時、羽川に助けてもらっていた。
その時アララギは吸血鬼退治の専門家達と壮絶なバトルを繰り広げ、他にもいろいろあって、現在限りなく人間に近い状態を保っている
しかしそんなことしなくても、忍野が裏で勝手に頑張って物事は片付いたかもしれない

何れにせよ、忍野はアララギに、これ以上羽川の件に突っ込んできてほしくなく、突き放そうとしている
これから忍野がプロとして活動する際に、素人のアララギの存在は邪魔になるのだ




続く 次のメージ「忍野メメ、名言集、猫物語黒その3」

Client: BlackTie.co - Type: Illustration - Date: January 2014

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